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Oリングとは?

Oリング(O-ring)とは配管や、シリンダー、バルブなどの、液体や気体などの流体が通る設備の繋ぎ目をシールし、繋ぎ目から気体や流体が漏れ出さないようにするシール部品です。
使用される場所としては、配管の継ぎ手などの円筒面のシール(軸シール)や、バルブなどの平面のシール(フランジシール)があります。

軸シール
フランジシール-1

配管や、シリンダー、バルブなどの溝にOリングをはめ込み、あいて継ぎ手を組み付けることにより、Oリングが圧縮されることで、圧縮されたOリングは元に戻る力(反力)が発生し、継ぎ手に対し面圧(応力)がかかることによりシール性が発生します。

反力画像1

Oリングは製品断面がOの形でリング状に繋がっているものをいいます。
そのため、製品断面はOの形でも、リングの形状が丸ではないOリングを異形のO-ringと呼びます。
また、断面がOではなく、Dの形やXの形のものを、Dリング、Xリングと呼びます。

各リング説明

O-ringの選定方法

O-リングの材質は使用用途によって分けられ、よく使用される材質としては、NBREPDMFKM、シリコーンなどがあります。
以下表に各材質の特徴を記します。

材質

NBR

EPDM

FKM

シリコーン

使用可能
温度域(℃)

-20~90

-40~110

-20~200

-80~170

耐油性

×

耐燃料油性

×~○

×

×

蒸気

×~○

価格

                    ※グレード配合内容により結果が変わる可能性があります。

ゴムノイナキでは、上記以外の材質取り扱かっており、使用流体に合わせた材質・配合の設定ができます。

 

Oリングのサイズを間違ってしまったら

線径について-1

線径が小さく圧縮率が不足すると、面圧が足りずシール不良を引き起こすことがあります。
また、内径が相手形状より大きい場合、組付け時にねじれたり、溝からはみ出したりする可能性が高まり、Oリングの変形不全につながり、結果としてシール不良の原因となります。

サイズについて

線径は相手物を組み付けた際に、Oリングの圧縮率が、1030%程度になるサイズを選定します。圧縮率が低いと、面圧が低くなることによりシール性が低下しますが、組付けやすくなります。

硬さについて

硬さが高いと反力が高いため、面圧が高くなりシール性が向上しますが、組付けにくくなります。

※サイズ、硬さは面圧と組付け性の相関関係があります。流体の圧力に対するシール性と組付け性を両立できるサイズ、硬さを選定しましょう。

メタルシールとの違い

配管などの繋ぎ目のシール方法として、ゴム以外にもメタルシール(金属シール)があります。
それぞれのメリットとデメリットを表にまとめます。

種類

ゴムシール

メタルシール

メリット

・柔らかく、常に反力が発生するため、
 比較的安定的なシールができる

・メタルシールと比較すると、
 比較的組み付けが容易で安価

・耐熱性に優れる

 

デメリット

・高温(250℃以上)の継続使用は難しい

・高価

・ゴムシールと比較すると組み付けに時間が掛かる

 

ゴムノイナキでは、お客様に合わせたOリングの製造を行えます。
もしOリングのことでお困りでしたら、是非問合せフォームからご相談ください!!

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