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耐寒性のないゴムを使うと...

低温では柔軟性が減少し、ゴムが硬くなることで伸縮する能力を失うため、破損しやすくなります。
また、収縮してしまうとサイズや形状が変化する可能性が高く、シールや接合部の機能が低下する場合があります。
これらの問題を回避するためには、特に低温に強いゴムを検討する必要があります。

超耐寒ゴム

従来のEPDM の耐寒性を遥かに上回るゴムです。低温使用限界の目安となるTR10 は、スーパー耐寒ゴムが-60℃、ウルトラ耐寒ゴムが-70℃になります。

実験表_アートボード 1 のコピー 2

TR 試験:低温弾性回復(Temperature Retraction)
低温下での弾性回復性の評価試験。温度昇温に伴い弾性が回復していく収縮量を測定。
TR10 は収縮率が10%に相当する温度。

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